景気によって、転職者の人数自体はそれほど変わりがないものです。
しかし、求人数は景気の動きと連動していると言えるでしょう。
もちろん景気が良いほど求人数は多くなり、逆に景気が悪いほど求人数が少なくなる傾向にあります。
とはいえ、不景気のときでも一人で何社もの内定を獲得する人もいれば、たくさん面接を受けても一向に採用されないという人がいるのも事実です。
自分が後者に当てはまるという人も、諦める必要はありません。
転職を成功させたいのであれば、今から前者の何社もの内定を得られる人になればよいだけのことなのです。
そのために必要なことは、まず自分自身を知ることです。
転職で言うなら、転職市場における自分の価値を知ることだといえます。
具体的には、これまでどんな会社でどんなスキルと経験を積み、それらを活かして具体的にどんなことができるのかを知ることです。
自分に何ができるかを知ることは、逆の面から見れば自分に何ができないのか、何が足りないのかを知ることでもあります。
今よりもキャリアアップしたいのであれば、足りない部分にも目を向けて、どうすれば転職市場での価値が高まるかを考えてみましょう。
考えた結果、実行することが大切なのは言うまでもなく、実行できれば景気に関係なく採用されやすい人材になれるでしょう。
ただ、年齢的な問題は無視できないこともあります。
年齢によるハンデをなくそうという動きはあるものの、今でも30代後半から未経験の分野に転職を成功させるのは難しいため、できるだけ早い行動が鍵です。
景気に左右されずに転職を成功させるためにコツはこちらもチェックしてください→→『不景気時も怖くない!転職のすすめ』